Cruz 十字架 〜愛と剣〜
キリスト教の象徴でもあるCruz(十字架)。
ある時は人々の愛・信仰・希望のよりどころでもありますが
ある時は、Cruzの名のもとにがんじがらめになり、
戦い合い、殺し合うことも・・・
このコーナーでは、そんなCruz(十字架)をテーマに展示します。
歌劇「Don Carlo」 あらすじ
スペインとの戦争で苦しむフランスの民衆は
冬の寒さに凍えながら、終戦の日を待ち望んでいる。
スペインの王子 カルロは許嫁である
フランスの王女エリザベッタをこっそり見るために、
使節団に紛れてフォンテンブローの森にやってくる。
そこで2人は出会い、恋に落ち、結婚を誓い合う。
民衆は、王女を王子が結婚することで、
「フランスにも平和がくる」と喜び合う。

1
それもつかの間、王からの使者が、王女エリザベッタと
スペイン王フィリッポの結婚が決まったことを告げる。
今まで幸福の絶頂にいた2人は絶望に打ち震える。
しかし、エリザベッタは、民衆の期待に応えて、
和平の証として、スペイン王との結婚を承諾した。

2

3
カルロは、耐え難いつらさを押し殺し、
ロドリーゴの勧めを受けて、「虐げられている
フランドルの人々を救ってくれるよう」 王に陳情するが、
逆に王へ反逆を企てたとして、捕らえられてしまう。

4
宗教裁判長は、王に反逆した王子を
処刑するように命じるが、王は苦悩する。
一方ロドリーゴは、カルロを助けるために
牢に行き、カルロの身代わりになって撃たれ
「自分は死んでいくが、フランドルを救ってほしい」と
言い残して、息絶えた。

5
カルロはフランドルを救うことを誓い、
苦しい思いを断ち切り、エリザベッタに別れを告げる。
やがて、カルロを殺すために、王がやってくると、
突然そこに、カール5世の亡霊が現れ、
カルロを墓の中に連れ去ってしまう。

6
ドン・カルロ:城 宏憲 エリザベッタ:西本真子
フィリッポII世:デニス・ヴィシュニャ
ロドリーゴ:森口 賢二 カルロスV世:長谷部 浩士
演出:舘 亜里沙
舞台写真撮影: 地主光太郎(1.3)
長澤直子(2.4.5.6)
※画像のコピー、ダウンロードはご遠慮ください
Symbol of Don Carlo
”Cross of Love & Grief”
「愛と悲しみのクロス」
愛と義務の間で苦悩しながらも、
なんとか自分の道を探そうとする人々の前に
立ちふさがる「宗教」という大きな壁。
十字架が愛ではなく、剣に代わる瞬間、
人々は、真実の心を求めて苦悩する姿を
クリアなガラスの十字架と鎖でがんじがらめになる
真っ赤なハートで表現しました。
Monument of ”Holy Grail”
「聖杯」
2022年8月の"Summer Night Dream Concert"で
「ローエングリン」の「聖杯」モニュメントとして展示しました。
或る時は、宗教は人の心を救い、慰めます。
その一方で、宗教故に互いに殺し合う悲劇も起こります。
そんな矛盾の中で、人は、
「信仰」に何を求めて、生きるのでしょうか?
Archangel Michael
神の軍の指揮官
「大天使ミカエル」
陶板にチャイナペインティング
Archangel Uriel
神の光
「大天使ウリエル」
陶板にチャイナペインティング